こんにちは。
スターティアラボ ブログ編集部です。
企業ブログを運用する際、それを自社ドメインでやるべきなのか?既存サービスを使用して他社ドメインでやっても良いのか?疑問に思う事があるかと存じます。
本日は自社ドメインと他社ドメイン、どちらを利用すべきかご説明致します。
自社ドメインと他社ドメインの違い
まず初めに自社ドメイン(=独自ドメイン)と、他社ドメインの違いについてお話します。
詳しくは、"【オウンドメディアの活用】企業ブログを始めるためのノウハウとは"の中でご説明していますのでご覧ください。
自社ドメイン、つまり独自ドメインとは、費用をかけて自社Webサイト用のドメインを利用出来るというものです。例えば本ブログは「41web」というスターティアラボ用に取得された独自ドメインの中でお送りしている訳です。
それに対し他社ドメインとは、どこかのプラットフォームを利用し、複数の会社と共有して使用するドメインになります。有名なアメブロを例に取ると、簡単に始められ、費用もかかりませんが、利用規約やユーザーインターフェースなどは管理会社に依存して左右されます。
自社ドメインでの運用は必須
先に申し上げますと、企業ブログを運用する上では、自社ドメインであることが必須条件になります。
理由は、企業ブログ、つまりオウンドメディアとは"自社のメディア"を指しますので、そのメディアの所有者が当然ながら自社でなければなりません。無料ブログのような他社ドメインでは、所有権はそのサービス管理会社にあり、Webコンテンツが自社の資産にならないのです。
無料ブログの場合、利用規約を読んでみると、記事の利用権は運営者にある場合がほとんどです。つまり運営者の承諾なしに、転載してはいけないのです。
仮に、ブログとして発信していた内容を、ある程度の人気を博してきたため他の媒体で出版しようとしても、所有権は他社にあるため自社のWebコンテンツとして汎用出来ない可能性が十分にあります。
また他社ドメインの無料サービスで行うと、サービス提供者の一存で全てのコンテンツが消えてしまう可能性も0ではありません。
このようなリスクを避けるためにも自社ドメインは必須です。
大事なのは「資産の蓄積」
他社サービスに依存せず、永続的にコンテンツを維持するためとしてもそうですが、コンテンツマーケティングにおけるオウンドメディアの運用で最も重要なのは「資産を蓄積する事」です。
Googleの検索エンジンは、幾度のアップデートを繰り返して"コンテンツの質そのもの"を評価するためのアルゴリズムになってきています。そのため、有料リンクなどの関連性のない不毛な被リンクはペナルティの対象になり、良質なコンテンツと評価されたことでの自然リンクの獲得が必要とされています。
被リンクとダイレクトに関連する訳ではありませんが、この事から、今後は自社のWebコンテンツとして、如何に良質な資産を"自社の物として"蓄積する事が重要かがわかります。
広告などペイドメディアでは、一時的な集客を見込むことは出来ますが、それは費用をかけた分の効力でもあり継続的に投資を行っていく必要があります。それに対しオウンドメディアとしての企業ブログは、一度世の中に発信してしまえば、ユーザーにとって有益なコンテンツが永続的にインターネット上に残り続け、長期に渡って自社のブランディングに効果を発揮していきます。
企業ブログ行う際の注意点
オウンドメディアとは自社の資産、良質なWebコンテンツの蓄積によって長期的な施策となります。そのため、反対に悪質なコンテンツを発信してしまうことはあなたのWebサイトの評価を落とす事になります。
悪質なコンテンツとは、他社が発信している情報の丸パクリであったり、自社で行っている事業内容からかけ離れた内容のコンテンツなど、ユーザーにとって特段役に立たなかったり他社の権利を侵害するようなものを指します。
既出の情報でも、それを自身に落とし込んで独自の解釈をするであるとか、独自の付加価値をつけ、独自の結論に至るなどして始めて自社の資産として成立します。間違っても無許可のコピーアンドペーストしただけのものを自社コンテンツとして発信してはいけませんね。模造品はオリジナルには勝てません。
まとめ
ブログでは、製品ページで掲載できなかった内容やキーワードを掲載してコンテンツとして発信でき、これまで集客が難しかった潜在層のユーザーを獲得する術になります。少し砕けた言葉であったり、より身近な活用シーンの紹介などを掲載してこそ、ロングテールキーワードでの集客を狙えます。
これから企業ブログを始められる方は、「何のために始めるのか?」を明確にする事を強く推奨致します。目的によっては他社ドメインで行う事も正しいと思います。しかし、目的が集客や自社のブランディングならば、企業ブログはオウンドメディアとして活用するべきなので、独自ドメインで運用しなければなりません。