マーケティングオートメーションとオウンドメディアの親和性についてお話させて頂きます
ブログを読んでくださっている皆さんこんにちは!
ラボオウンドメディア研究会です。
今回のブログのテーマはずばり「オウンドメディア×マーケティングオートメーションツール(以下MAツール)」
そうここ1年でかなり日本でも普及し始めてきたMAツールとオウンドメディアの親和性についてお話させて頂きます。
マーケティングオートメーションツールとは?
オウンドメディアに関しましては以前のブログで何回もお話させて頂いてますので
MAツールについてお話させて頂きます。
マーケティングオートメーションとは、顧客の興味があるなしに関わらずアプローチする
マスマーケティングなどと違い、興味・関心や行動が異なる顧客と個別のコミュニケーションを行う
One to Oneマーケティングにおいて、その複雑な業務を自動化するために開発されたツールや仕組みになります。
例えばこのブログを読んでくださっている皆様の企業の顧客の対象が100人しかいないのであれば
エクセル管理でも大丈夫かもしれません。
しかしそのようなことはほとんどありえないと思います。
数万、数十万の顧客をエクセルで管理できますでしょうか?
現実的に見た時不可能です。そこでMAツールの出番です。
マーケティングに置いて1番重要なシナリオ策定は自動化できませんが、反復作業の部分(ルーティンワーク)を自動化することにより
業務の効率化を図ることができたり、どのような効果があったのか測定したり、顧客を自動でスコアリングすることが可能になります。
これにより、興味・関心がある顧客を見落とすことなくアプローチすることが可能になります。
MAツールの具体的な使い方
例えばAという企業がECサイトを所有しているとします。
そのサイトを訪れた複数の潜在顧客は商品をクリックしカートにいれましたが購入までは至りませんでした。
しかしカートまでいれたということは購入意欲が他の潜在顧客に比べ高いことがわかります。
なのでカートを離脱した翌日にリマインドメールを送付してみます。
その結果何人かの潜在顧客は購入しました。
ここまでであればMAツールを使わず人力でも行えるぎりぎりの範囲といえます。
※アマゾンのような数億人規模のユーザーが利用するECサイトは厳しいでしょうが
MAツールを利用すれば次にリマインドメールを開封したけれども購買しなかったお客様を調べ、
それらの人のクッキーIDを追いかけ、リマーケティングを行うことができます。
これらのフローは多く行えば行うほど複雑化し、時間やコストを多く費やします。
MAツールを利用し、これらのフローを自動化し効率化することにより業務の効率化と施策の向上を図ることができるのです。
オウンドメディア×MAツール
オウンドメディアとMAツールの親和性についてお話します。
例えばですが「オウンドメディアを始めてみたが効果測定があまり測れてない」という相談を受けたことがあります。
オウンドメディアを行いアクセス数は増えたけどどんな人がきたのかわからないので
それ以降のこちらからのアクションがしづらいなどの声を頂きます。
しかしMAであればクッキーIDを追いかけ、自社のオウンドメディアの記事を5回以上読んでくれたユーザーにリマーケティング
を行うなどの細かい指示を行うことができます。
つまりたまたま検索で引っかかり、自社メディアにきた見込みの低い潜在顧客に広告を出すのではなく、
自社のメディアを何回も見てくれている見込みの高い潜在顧客に集中して広告を出すことができるのです。
その他にもこのお客様は自社サイトのどのWebページに何回来てるなど細かい効果測定も測ることが可能です。
これによりたとえば「SEOに関する記事」をたくさん読んでいるなどそのお客様の細かい情報を知ることが可能になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
少しはMAツールに関してご理解いただけたでしょうか。
MAツールはここ1年でかなり日本でも普及し始めてきたツールですが
まだまだ日本では大手の企業のみが利用していると言うのが現状です。
しかし、これから全ての企業が導入していかなければならないツールになります。
潜在顧客のリストやデータベースを持っているがなかなか活用しきれていない、
もしくはアプローチしきれていないという企業様がいらっしゃいましたらぜひ導入を検討して頂ければと思います。
特にアプローチしきれていない企業様はMAツールを利用し、自社の商品に興味を持っているお客様を
セグメントしそのお客様のみにアプローチするなどすることにより業務の効率化が測れると私は考えています。
このブログを読んでいただき何か考えるきっかけになって頂ければ幸いです。