ラボブログを見てくださっている皆さん、こんにちは!
今回のブログは、【プロジェクトM】 展示会担当が語る展示会成功までの道のりのepisode2ということで「装飾業者とのやり取り」をクローズアップした内容となります。
episode1は展示会を行う上でのMTGの内容について書かせていただいていますのでこちらもぜひご覧ください。
前回、頭を抱えたMは一体何に直面をしたのでしょうか?!
それでは、続きをご覧ください。
第3章「業者選定:イメージとの違い」
Mは頭を抱えていた。
展示会のブースを制作する業者を選定しているのだが、なかなか自社と要件定義が合う業者がいないのだ。
なかには「値段を安くするので…」と言ってくる業者もいるのだがどうしてもデザインのイメージがMの要求する物と一致しない…
「私が望んでいるのは、安さではなくてもっとKnowusの良さを伝えられるブースなのに、、、費用だけではなく本質をもっと理解してくれる人はやはりあの人しかいないのか…」
そこでMはとある業者に連絡することにした。
田〇「Mさんお世話になってます。そろそろ電話がくるかなとおもってました(笑)」
田〇とはMが以前からお世話になっているデザイン会社の方である。
すでにMとは10本以上の展示会で一緒に仕事をしており、まさにMのことはなんでも知っている方である。
M「田〇さん今回も展示会もお願いできますか。」
田〇「Mさんの期待に応えられるブースを作れるのはうちしかないですからまかせてください」
M「では打ち合わせは〇月×日で。展示会総責任者の大も同席させていただきますのでよろしくお願いします。」
田〇「かしこまりました」
こうしてMの中では発注する業者をある程度選定していったのである。
展示会の装飾業者を選定する時の基準をMはこう語る。
M「業者選定の基準はまずこちらの求めている費用感に合うかが第一ですね。お金をたくさん出せばかっこいいブースができるのは当たり前です。
だけど僕は物を作るってそうじゃないと思うんですよね。僕もWeb制作というクリエイティブな業界に身をおいているから感じるのですが限られた予算の中でどれだけいい物ができるか、どれだけお客様のイメージを超えるものや近い物ができるかが重要だと考えています。
2つめは自社でどれだけ内製化されているかですね。例えばなのですが私が今回お話を聞いた業者様ですべてを外注に出しているという業者様がいらっしゃいました。
信じられますか?デザインもすべて外注ですよ。その業者様に制作を依頼したとしてもし何か不備があったら悪いのはうちではなくうちが依頼した業者だから知らないと言われる可能性もありますよね?
なので私は自社で工場やブースを制作していただける人工がいるのかは毎回伺うようにはしています。」
第4章「順調な出だし」
田〇「今回の展示会のブースですがどのような感じにしましょうか?」
M「そうですね…やはりコンテンツマーケティングがメインの展示会となりますのでぜひ近未来感を出していきたいですね!」
田〇「なるほど。」
M「あとセミナーも行いたいのでここにグラフィックを貼って.............」
次々と出てくるMの案に対し、田〇のプロからの視点が加わりブースの構成がどんどん決定していく。
M「あとそうですね…色は黒にしたいですね!」
田〇「黒だと重い感じのデザインになりませんか?」
M「今回のコンセプトはチョイ悪おやじでいきたいんです!
コンテンツマーケティングと言う先端コンテンツを使うと言う身軽さと1000社以上の制作実績があるという安心感を持たせるために
今回のイメージは少し遊んでるけれども安心感のあるちょい悪おやじをコンセプトにしたいんです!」
田〇「なるほど!そうするとブースの天井はこうした方がいいかもですね!」
こうして生まれたブースが下記である。
M「これでいきましょう!ブース代の予算は〇円で大丈夫ですか?」
田〇「大丈夫です。後で見積もりを御送りしますね」
こうして1回目の打ち合わせはつつがなく終わるのであった。
Mは展示会での打ち合わせについてこう語る。
M「まずは予算を度外視してやりたいことを伝えるのが1番だと思いますね。お金がかかりそうだからといって言わないのはナンセンスです。
言った上で予算の都合上無理であればあきらめればいいし、もしかしたら僕たちは無理だと思っていてもプロからすれば代替案があるかもしれないじゃないですか。
なので僕は田〇さんと打ち合わせをする際はやりたいことを全て話すようにしています。その上でやれることをすりあわせることで納得のいくブースができていくんです。」
Mにとって田〇様の会社は自社でデザインもしていただけ人工も持っており、費用感に関しても考えてもらえるまさにベストパートナーなのである。 そうあの事件があるまでは… |