ブログを読んでくださっている皆さんこんにちは!
オウンドメディア研究会です。
今回は「SEOライティング」についてお話ししたいと思います。
オウンドメディアを実践していると、サイト全体の総セッション数(訪問数)が中々伸びず、どんな施策を講じればいいのか・・・と悩むケースも多いと思います。
そんな時はSEOライテイングを見直してみてはいかがでしょうか?
SEOライティングとは、その名の通り記事に対してSEO対策を行うことです。
もちろん、過去に書いた記事に対しても実施できますので、流入数に伸び悩んでいる方は参考にしてみて下さい。
<目次>
1. Webライティングの2つの役割
そもそも、Webライティングの役割は大別すると2つになります。1つは利用者を集めるため(SEO)、2つめは目的のアクションへ誘導するためです。
コンテンツを作る際に、これらの目的が曖昧になってしまうと、望んだ成果が得られず、効果測定も感覚だよりの曖昧なものになってしまいます。
まずは、今までにライティングした記事やコンテンツの役割を再確認してみましょう。
1.) 利用者を集める
どんな目的であっても、サイトを見て貰えないと何も始りません。
サイトを見て貰うには、インターネット上で検索した際に上位表示される事が基本となります。(SEO対策)
従って、SEO対策を加味したコンテンツを作成し、利用者を集めることが一つ目の目的となります。
2.) 目的のアクションを誘導
Webサイトにどんなに人が来ても、そのまま何もせずに帰ってしまっては意味がありません。
利用者に伝えたい情報を届け、こちらが意図する目的の行動を行って貰うことが2つめのゴールとなります。
例えば、資料請求やセミナー誘導、商品のファンになって貰うなど。
今回は、セッション数が伸び悩んでいるフェーズに合わせて、1.)利用者を集める にフォーカスしてSEOライティングのポイントをご紹介します。
2. SEOライティングの4つのポイント
SEOライティングは難しいと思われがちですが、以下の基本4点を抑えることで、十分に効果が期待できます。
もっと見て欲しいのに・・・とセッション数が伸び悩んでいるページやコンテンツに対しては、ポイントを見直してみましょう。
1.)SEO対策の観点から、文字量は800文字以上
コンテンツに中身が無い、ユニーク性が無い記事はGoogleからの評価をそもそも受けません。
その上で、コンテンツ上に必要な分量は800文字以上と言われております。
また、日本人の読書速度は1分間に600文字と言われているので、集中して読み切れる1800文字(3分間)にまとめるのが妥当と言えます。
したがって、SEOライティングの基本はまず文字量が十分かどうかを確認してみてください。
2.)タイトルの設定方法
SEOライティングにおけるタイトル設定は、SEO対策としても重要ですが、キャッチコピーの役割も持ちます。
キャッチコピーの役割:注意をひき、興味を持って貰う。
SEO対策としての役割:対策キーワードを含むよう設定、30文字以内
どちらか一方の役割が欠けてしまうと、コンテンツへの流入数に影響するので、競合ページを参考に両方の役割を持つようにしましょう。
3.)見出し(hタグ)の設定方法
SEOライティングにおける見出しも、タイトルと同様に重要な役割を担っています。
見出しはビジュアル的に文章を見やすくする役割を持ってますが、検索エンジンに対してはページが何を示すかを伝えるための重要な役割も持っています。
ここで関連しないキーワードなどが入ってしまうと、検索エンジンがページ内容を正しく判断できなくなるので、注意して設定しましょう。
大見出し<h1>:対策したいキーワードを全部含む形で設定
中見出し<h2>:対策したいキーワードを重複しないよう設定
4.)キーワード出現率の調整
ご存じのとおり、キーワード量が多すぎる場合も問題になります。
ページ内の対策キーワードは以下を目安に配置しましょう。
メインキーワード:ページ内で5~7%
サブキーワード :ページ内で4~5%
該当キーワードが少なすぎるとSEO効果も下がりますので、以下のツールを活用しながら、
キーワード量を調整してみましょう。
ファンキーレイティング:http://funmaker.jp/seo/funkeyrating/
対象ページに対してキーワード比率の分析、具体的に何キーワード足せば良いかなど表示してくれます。
SEO対策にてメインキーワードにて上位表示されない場合は、該当キーワードの比率を確認してみて下さい。
3. SEOキーワードと検索ボリューム
意外と見落としがちなのが、キーワード選定の工程です。
せっかく、SEO対策を行っても見てくれる人が居ないと、サイトの訪問数は増えません。
類似キーワードでも検索ボリュームが異なりますので、無料ツールを活用してメインとなるキーワードを選定してみましょう。
※Google AdWords キーワードプランナー:https://adwords.google.co.jp/KeywordPlanner
まずは、Google AdWords キーワードプランナーを活用して、今まで作成した記事の検索ニーズを確かめてみましょう。
また、サジェストキーワード(Google検索窓に関連キーワードが表示される仕様)もアイデアの参考にしましょう。
※Googleサジェストキーワード参考
サジェストキーワードをヒントにしながら、類似キーワードや検索母数を確認して、コンテンツの主要キーワードとサブキーワードを選定しましょう。
キーワードが決まったら、SEOライティングの4つのポイントを見直してみましょう。
4. ライティング後の効果測定
SEOライティングが一通り終わったら、効果測定を開始します。
PDCAを行わないとSEOライティングを行ったコンテンツに対する評価が出来ないので、必ずチェックする運用をしましょう。
1.)Webマスターツール(Google Search Console)でSEO対策をチェック
SEO対策順位、表示回数やクリック数の把握が可能なGoogleが提供する無料ツールです。
※使い方についての記事はこちらから:http://www.41web.jp/blog/2015/07/31/241
今記事は弊社Blog記事でfacebookに関する複合ワードで対策を行ってます。
順位に問題がある場合は、上述したSEOライティングの4つのポイントを見直してみる。
クリック率(CTR)が低い場合は、タイトルの付け方(キャッチコピーとしての役割)を見直してみる。
といった具合で、PDCAを回していくことが出来ます。
2.)Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)で内容をチェック
サイトやページの滞在時間や直帰率の把握が可能なGoogleが提供する無料ツールです。
サイトの平均滞在時間を見ると、記事がちゃんと読まれているかが確認できます。
また、閲覧開始数は検索エンジンやSNSからの流入を指すので集客が出来ていることが分かります。
直帰率が高い場合には、ターゲット外のユーザーも呼び寄せている可能性が高いので、
SEOライティングにて不要なサブキーワードを排除するなどで改善を行う必要があります。
5. まとめ
オウンドメディアにて効率的にセッション数を増やすにはSEOライティングが必要となります。
コンテンツマーケティングを始めているけど、なかなかセッションが伸びないサイトでは、是非、試してみて下さい。
ただし、今回の内容はSEOライティングによる”利用者を集める”の部分となります。
オウンドメディアで成果を出すには、”目的のアクションを誘導”の要素も必要になりますので、
次回はコンテンツ設計についてご紹介したいと思います。